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第21巻「ザカラス城の戦い」

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3.出迎え

 ロムド城に到着した各国の王たちは、謁見の間(えっけんのま)でロムド王の出迎えを受けました。

 とはいえ、一度に大勢が到着したので、まずは控え室で待ってもらい、順番に謁見の間に入って、ロムド王の挨拶を受けることになります。

 最初の客人は、ロムドの東隣にあるエスタ国の王でした。でっぷり太った体に毛皮の縁飾りの服を着込み、頭には豪華な冠、手には金と銀でできた美しい錫(しゃく)を持っています。

 ロムド王は一段高い玉座ではなく、客人と同じ高さの場所にいて、部屋に入ってきたエスタ王に自分から近づいていきました。

「ようこそ、エスタ王。常日頃からの貴国のお力添えには、心から感謝しています」

「いや、こちらこそ、危機的な状況をいち早く知らせてくださって、まことに痛み入ります。力を合わせてこの危険を乗りきりましょう」

 ロムドとエスタの王が、がっちりと手を握り合います。それは、長い両国の歴史の中でも、非常に希有(けう)な場面でした。両国は国境の土地を巡って何百年もの間、激しい戦闘を繰り返してきたのです。こんなふうに感謝を述べ合い、固い握手を交わすようになるなど、つい数年前まで、誰にも想像できないことでした。

 次に、エスタ王はロムド王の後ろへ目を向けました。そこに勇者の一行が立っていたからです。エスタ王の丸い顔がたちまちゆるみます。

「おお、そこにいたのは金の石の勇者だったのか。ずいぶん大きくなった。見違えてしまって、すぐには気がつかなかったぞ」

「エスタ国王陛下も、ますますご健勝のご様子で、なによりです」

 とフルートは丁寧にお辞儀をして答えました。長い間争ってきた二つの国を真の同盟国に変えたのは、フルートたちでした。エスタ国に渦巻いていた陰謀と王の政敵を排除して、エスタ国に平和をもたらしたのも彼らです。エスタ王が、うむうむ、と満足そうに何度もうなずきます。

 

 すると、エスタ王のすぐ横にいた家来が、ごほん、と小さく咳払いをしました。エスタ国の近衛隊の制服を着て、立派な階級章を肩から下げた、中年の男性です。フルートはそちらにも頭を下げました。

「ご無沙汰していました、シオン大隊長。またお会いできて嬉しいです」

 エスタ王の近衛隊大隊長は、たちまち機嫌のいい顔になると、にこにことフルートたちに笑いかけてきました。

「いや、月日がたつのは実に早いな。勇者たちが我が国に来て、人々を襲っていた風の犬を退治してくれたのは、もう四年も前のことだ。当時は見るからにかわいらしかった勇者たちが、こんな立派な一行になっているとは」

「俺もフルートも、もう十六になったぜ。メールもだ――って、シオン隊長はメールに会うのは初めてか?」

 とゼンが言ったので、メールが答えました。

「闇の国から戻るときに、一度井戸からエスタ城に出ただろ? あの時に、ちょっとだけ会ってるよ」

 大隊長はうなずきました。

「そうだ。だが、あの時、フルート殿だけは井戸から出てこなかったから、フルート殿を見るのは実に四年ぶりになる」

「ワン、あの井戸は、こっちからエスタ城は見えたけど、エスタ城のほうからは中が見えなかったんですよね――」

 とポチも言いました。シオン大隊長は古馴染み(ふるなじみ)の人物だけに、フルートたちとは話が尽きません。

 その様子を見て、リーンズ宰相が声をかけてきました。

「のちほど晩餐(ばんさん)の席を設けさせていただきますので、積もる話はそちらでごゆっくりとどうぞ。今はエスタ国の皆様方を会議室にご案内させていただきます」

 気配りも慇懃(いんぎん)な態度も申し分ない宰相です。ではのちほど、とエスタ王とシオン大隊長は機嫌良く部屋を出て行きました。

 

 次に謁見の間に案内されてきたのは、豪華な刺繍を施した上着に金の帯を締め、冠のような帽子とふくらんだズボンを身につけた、中年の女性でした。ふっくらとした体つきをしていますが、身のこなしは機敏で、お供の者たちを置き去りにしそうな勢いで部屋に入ってきます。

「これはこれは、テトの女王。よくおいでくださった。道中、難儀ではなかったか」

 とロムド王が挨拶すると、女王は両手を胸の前で合わせてテト式のお辞儀を返しました。

「賢きロムドの国王に誉れ(ほまれ)あれ。陛下が我が国の復興のためにお貸しくださった魔法使いたちが、わらわたちと同行してくれたので、驚くほど早く到着することができました。重ね重ね、陛下には感謝します」

「魔法使いたちが貴国の役に立ったのであれば、なによりだった。だが、復興は途中だったはず。まだ魔法使いたちは必要だったのではないだろうか?」

 とロムド王が心配すると、テトの女王はにっこり笑いました。

「無論、復興はまだ道半ばです。氾濫(はんらん)を起こしたガウス川流域も、岸壁を破壊されたテト川も、被害は甚大で、半年たった今でもまだ、被害の爪痕はそこここに残っております。ロムドの魔法使いたちは、我が国のために本当に力になってくれました。ですが、彼らは、これからの戦いに絶対必要になる兵(つわもの)たちです。大切な戦力はお返しするのが筋というものでしょう」

 テト国のアキリー女王は、聡明なことで名高い人物です。ロムド王が要請する前から、将来を見越して、ロムドから派遣された魔法使いたちを連れてきてくれたのでした。

 ありがとう、とロムド王が率直に感謝すると、女王はまた手を合わせて会釈を返しました。

 

 ところが、その後、勇者の一行と目が合うと、テトの女王の口調が、がらりと変わりました。

「フルート! ゼン! メール、ポポロ! ポチもルルも! 皆、元気であったな! 久しぶりじゃ!」

 フルートたちは笑顔で女王に駆け寄りました。

「久しぶり、アク!」

「賢者たちの戦い以来だから、ホント、半年ぶりだよね!」

「アク、半年の間にまた少し太ったんじゃねえのか?」

「ゼンったら! 女性に対して、なに失礼なこと言ってるのよ!」

「ワン、すみません、アク。ゼンの言うことなんか気にしないでください――」

 謁見の間がたちまち騒々しくなったので、ロムド王やリーンズ宰相は苦笑いをしました。女王とフルートたちが非常にくだけた口調で話し合っているので、テトの家来たちの多くは目を丸くして驚いています。フルートたちとテトの女王は、賢者たちの戦いで一緒に戦った友人なのです。

 アキリー女王は笑いながら言いました。

「そなたたちはまったく変わらぬな。気持ちがいいくらい裏表がない。わらわたちはこれから会議に入るが、その前に少し時間があるだろう。わらわと一緒に来やれ。あれから今まで何があったのか、話して聞かせるのじゃ」

 女王が強引にフルートたちを連れ出そうとしたので、リーンズ宰相はあわてて口をはさみました。

「失礼ながら、お話の席は改めて準備させていただきます。今は勇者殿たちにもお役目がございますので、積もる話はのちほどということで――」

 それならばしかたがない、と女王はすぐに承知して、謁見の間を出ていきました。フルートたちは後に残ります。

「俺たちの役目ってなんだ?」

 とゼンが首をひねったので、ポチがあきれたように言いました。

「ワン、もちろん各国の王様たちをお出迎えすることですよ! ぼくたち、全員の王様と知り合いなんだから!」

 

 三番目に謁見の間に入ってきたのは、ロムドの西隣にあるザカラス国の王でした。黒ずくめの剣士の恰好のゴーリスが案内役に立っていて、ザカラス国王アイル陛下のご到着です、と知らせます。

 アイル王はいつものように、痩せた体に豪華な服を着込み、頭には金の冠をかぶっていました。身なりは立派ですが、神経質そうな表情と動きを隠すことはできません。

「ようこそ、義兄上(あにうえ)。道中難儀ではありませんでしたか?」

 とロムド王から握手で尋ねられると、アイル王はせわしなく目を動かしながら首を振りました。

「い、いや。ロ、ロムドに入ってからは、な、なんの不安も危険もなくここまで到着することができた。ゴ、ゴーラントス卿が国境まで出迎えに来てくれたからな……。ゴーラントス卿には、や、闇の灰を退治する際にも、多いに協力してもらっている。い、幾度も遠征してもらって、大変なことだった」

「ゴーラントス卿は我が国の西部をよく知っているので、義兄上の道案内に派遣しました。メノアものちほど会食に出席いたします」

「そ、そうか」

 ロムド国王妃のメノアはアイル王の実の妹です。仲の良い兄妹だっただけに、アイル王も思わず笑顔になります。

 

 続いてアイル王は勇者の一行へ目を移しました。フルートたちはつい二ヶ月前にザカラスで闇の灰退治をしてきたばかりなので、アイル王とはそれほど久しぶりというわけではありません。

「せ、先日は本当に世話になったな、勇者たち……。わ、私がロムド城へ行くと聞いて、ト、トーマが一緒に行きたいと言い張って大変だった」

 とアイル王が言ったので、フルートたちは、ちょっぴりわがままでプライドが高いザカラス皇太子を思い出しました。ルルやポチがくすくす笑って言います。

「トーマ王子は私たちじゃなく、メーレーン王女に会いたかったんじゃないの?」

「ワン、そうですね。ぼくたちがロムド城に戻るときにも、ものすごく一緒に行きたそうにしていたもの」

「そ、それはそうかもしれぬな。メ、メーレーン姫に渡してほしいという贈り物や手紙を、や、山のように預けられてきた」

 とアイル王も笑います。そんなふうに談笑するうちに、緊張しきっていた王もリラックスしてきたようでした。頃合いを見はからってリーンズ宰相が会議室へ招待すると、で、ではまたのちほど、とアイル王も笑顔で部屋を出て行きました。

 

 次に部屋に入ってきたのは、ロムドの南西にあるメイ国の女王でした。少しふくよかな体型をしていますが、テトの女王ほど太ってはいません。立派なドレスに白いマントをはおり、結い上げた髪に短いベールをかけて、その上から金と宝石でできた冠をかぶっています。

 メイ女王を案内してきたのは、ロムド皇太子のオリバンと婚約者のセシルでした。セシルはメイ国の王女なので、オリバンと共に国境まで女王を迎えに行っていたのです。

「父上、メイ女王のご到着です」

 とオリバンに引き合わされて、ロムド王は女王を出迎えました。

「よくロムドにおいでになった。心より歓迎します」

 とロムド王に言われて、女王はぐいと顎を上げました。

「あなたが我が国へ知らせてくれたことは、世界の存亡に関わる重大な内容じゃ。何を差し置いても話し合いを開く必要があるだろう。しかも、この国は王女の嫁ぎ先じゃ。娘が将来后になる国をこの目で見ておくのは悪いことではない」

 同じ女王でも、先のアキリー女王とこのメイ女王では、だいぶ雰囲気が違っていました。話す内容は友好的ですが、メイ女王は態度にも表情にも強さと厳しさをにじませています。

 ゼンがそっとメールにささやきました。

「メイ女王ってのは、セシルを生んだ母ちゃんってわけじゃねえよな? それなのにどうしてセシルを娘って呼ぶんだ?」

「セシルは亡くなったメイ王の娘だから、伝統的に王妃の娘ってことになるんだってさ。よくわかんないよね」

 とメールがささやき返します。セシルは義理の母に敬意を払っていますが、自分から親しく話しかけるようなことはしません。

 

 メイ女王の近寄りがたい厳しさは、勇者の一行へ目を移しても変わりませんでした。

「その節は世話になったな、金の石の勇者」

 とフルートへ話しかけますが、その声はそっけないほどです。

 けれども、フルートのほうは丁寧に答えました。

「ご無沙汰していました、女王陛下。ハロルド殿下はお元気でいらっしゃいますか?」

 ハロルドというのはメイの皇太子で、メイ女王の実の息子でした。病弱な人物だったために、一角獣伝説の戦いと呼ばれる騒動をメイに引き起こしましたが、フルートたちとオリバンがその騒ぎを収めてきたのです。

 とたんにメイ女王は一瞬、にらみつけるようにフルートを見ました。フルートがびっくりすると、またそっけなく言います。

「元気じゃ。そなたたちによろしくと言っておった――。で、わらわはどこへ行けばよいのじゃ?」

「こちらが会議室でございます」

 とリーンズ宰相がすかさず出口へ導くと、女王はすぐにそちらへ歩いていきました。なんだか勇者の一行を無視しているようにも見える態度です。

「なぁに、あれ? なんだか嫌な感じね」

 とルルが鼻にしわを寄せると、ポチが鼻を鳴らしながら言いました。

「ワン、疑いと警戒の匂いだ。他の王や女王はこんな匂いはさせていなかったんだけどな……。メイ女王だけ、どうしたんだろう?」

 フルートも心の中で首をかしげていました。メイ女王は彼に対してひどく厳しいように感じられましたが、いくら考えても理由がわかりません……。

 

 ロムド城に到着した四人の王や女王たちは、全員が会議室へ移動していました。部屋に残っているのは、ロムド王とリーンズ宰相、ワルラ将軍、ユギル、ゴーリス、オリバンとセシル、そしてフルートたちという面々です。

 すると、メールが尋ねました。

「ねえさぁ、オリバンもセシルもどうしたのさ? なんか機嫌悪そうなんじゃない?」

 オリバンもセシルも、部屋に入ってきたときから、必要最低限のことしか言わずに、むっつりと黙り込んでいたのです。メールに尋ねられると、オリバンは、ちょっとな、と答えましたが、セシルはやはり何も言いません――。

 

「さて、では我々も会議室に移動しよう。会議を始めるぞ」

 とロムド王が言い、全員がそれに従おうとすると、ユギルが急に呼び止めました。

「お待ちください、皆様方。ただいま、もう一人の王がご到着でございます」

 もう一人の王? と全員は驚きました。先にロムド城に到着が知らされたのは、エスタ王、アキリー女王、アイル王、メイ女王の四人でした。ロムド王が話し合いを呼びかけたのも、この四人だけだったので、いったい誰のことだろう、と誰もが考えます。

 すると、リーンズ宰相がうやうやしく一礼してから言いました。

「恐れながら、私の判断でもうお一方に今回の件を知らせておりました。以前から、何事かあれば知らせてほしい、と言われていたことを、先ほど思い出したのです。陛下にご相談する時間がありませんでしたが、陛下ならばお許しくださるかと存じます」

 長年王の相棒役を務めてきた宰相は、王の意に沿うとわかりきっていることは、王の指示を仰がなくても実行に移してよいことになっていたのです。

「先ほど? それでもう城に到着したというのか?」

 とロムド王がますます驚いていると、部屋の真ん中に白い長衣の女性が姿を現しました。首からユリスナイの象徴を下げた白の魔法使いです。片手を胸に当てて礼をしてから、こう言います。

「神の都ミコンの新しい大司祭長が、入城の許可を求めておいでです。お許しいただけますでしょうか、陛下」

 ミコンの大司祭長!? と全員はまた驚きました。ロムドの南に連なるミコン山脈の頂上にある、宗教都市ミコンの最高指導者です。事実上の王と言って良い人物でした。

「それって、あの魔王になった大司祭長のじいさんじゃねえよな?」

「ワン、あの大司祭長はもう死にましたよ。別の人が大司祭長になったんだ」

 とゼンやポチが話し合う中、ロムド王は納得してうなずきました。

「ミコンの大司祭長の入城を許可する。白の魔法使い、ここにご案内しなさい」

 

 とたんに、一同の聞いたことのない声が部屋に響きました。

「いいえ、もう参っております。突然の訪問にも関わらず、寛大なご許可をいただいたことを、ロムド国王とユリスナイに感謝します」

 そう言って白の魔法使いの横に現れたのは、純白の長衣に神の象徴を下げ、銀の細い肩掛けをまとった中年の男性でした。中肉中背で、短い髪は赤く、南方系の浅黒い肌と黒い目をしています。

「驚かせたようで、申し訳ありません。ご挨拶が遅れましたが、昨年ミコンの新しい大司祭長に就任したサラビアと申します。我々ミコンもお役に立つのではないかと思い、話し合いに参加させていただこうと参上しました」

 穏やかな口調の大司祭長は、自分から手を出してロムド王に握手を求めました。

「ようこそ、大司祭長。ミコンの武僧軍団や聖騎士団の実力は、我が国にも以前から届いている。ミコンが全面的に協力を申し出てくださるのは、我々としても本当に心強いことだ」

 とロムド王が手を握り返します。

 すると、大司祭長はフルートにも手を差し出してきました。フルートに続いて、ゼン、メール、ポポロも握手を求められます。これまで会ったことがなかった人のはずなのに、いやに親しそうに手を握られたので、一同がとまどっていると、大司祭長は微笑しました。

「勇者殿たちは私に面識がなくても、私のほうでは皆様をよく覚えているのですよ。先の大司祭長が事件を起こしたとき、私は大神殿で一部始終を見ていたのです。神に選ばれたものであるという自惚れ(うぬぼれ)から、先の大司祭長は道を踏み誤り、ミコンはもう少しで破滅させられるところでした。それを救ってくださったのが、まだ年若い勇者の皆様です。文字通り命がけで戦い、我らが崇拝してやまない天空王まで味方につけて――。これは、我々ミコンの聖職者にとって、本当に大きな衝撃でした。誰もが自分のしてきたことを振り返り、神に仕えるものとして自分に何ができるだろうか、と本気で考えるようになりました。その結果、勇者の皆様や、勇者殿の出身国であるロムドに一大事が起きたら、ミコンの全市民は光の神へ祈りを捧げ、武僧軍団や聖騎士団は闇の徒を退けるために出動する、ということに決定したのです。近年、世界を脅かしていた闇が、ついにこの地上に降臨したと聞いております。ぜひ、ミコンも共に戦わせていただきたいのです」

 大司祭長はロムド王ではなく、フルートとその仲間たちに向かって話をしていました。神の都ミコンは、フルートたちが都を助けてくれたから、フルートたちを助けに来た、と言っているのです。

 

 面くらって、ますますとまどうフルートの肩へ、ロムド王が手を置きました。

「そなたたちは世界中を巡り歩いて、闇に悩まされている大勢の人々を助けてきた。その努力が、これだけの国と人を結びつけ、各国の王たちをこの場所に集めたのだ。絆(きずな)を結んだのはそなたたち、ロムドはその結びつきをほどけぬよう、結び直し続けてきた要(かなめ)の国だ。行こう、勇者たち。闇の竜は世界によみがえった。我々は全員の知恵と力を合わせて立ち向かい、世界を守らねばならぬのだ」

 老いても力強いロムド王の声に、深くうなずき返したフルートたちでした――。

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