銀杏 サジ 銀杏の葉が降る、公園を白髪のレディ〜が歩く。 焦げ茶の日傘を差し、黄色い絨毯を踏みしめ歩く。 何度も歩いた馴染みの公園 睦まじきパートナーと 両手に我が子を連れ 孫をベビーカーに乗せ 黄色い絨毯に馳せる思いは、秋の散歩へと導く 思い出すのは幼き頃の銀杏広い 幼き頃庭に、3本の銀杏の木が有った。 黄色のフアンタジーを今も思い更けるのだと その後姿の美しさ、焦げ茶の日傘に差す夕日